妻に言われて気づいた、老けて見えるシミ
「あなた、最近老けた?」と妻が言い始めても、「急に老け込むわけがない」と思案していた私に、「顔のシミが濃くなっているよ」と言われました。
そう言われてみると、私の年代では誰にもあるシミが老け込んで見えたのか、目じり下の頬骨辺りにあったシミが、濃くなっているような気がしてきました。
現代の若者と時代が異なる私は、日焼けするためにサンオイルを塗り、日焼け止めを塗るなんて考えたこともありませんでした。
シミの中で最も多い「老人性色素斑」は、営業活動などの外回りやレジャー、日焼け止めの塗り忘れなど、日々のダメージが積み重なり発症します。
太陽が当たりやすい頬やこめかみ、手の甲などにできるシミは、年齢を重ねるほどより濃くなり、形まではっきりしてくるくせものです。
厄介なシミを予防するには、日焼け止めを塗ることを徹底することが大切です。
季節や天候にかかわらず紫外線が降り注いでいるため、冬や曇天の日も日焼け止めを塗りましょう。
セルフケアするには肌のターンオーバーを促し、メラニン色素の排出を助けてくれる、ビタミンA、C、Eが豊富に含まれたシミや美白によい食べ物を意識して摂取しましょう。
シミを悪化させないためには、正しいスキンケアが大切です。
ごしごし洗うと肌を傷つけターンオーバーの乱れにつながるため、たっぷりの泡で汚れを優しく落としましょう。
肌の乾燥もターンオーバーの乱れにつながるため、化粧水、美容液、乳液やクリームの順にしっかり保湿しましょう。
3週間に1回ほどピーリングすると、古い角質が落ち、メラニン色素の排出を助けてくれる効果があります。
今後の肌ケアによって、「どこまで加齢に逆らえるか難しい」と考えた私は、確実にシミを消すための治療が選択肢の1つとして頭に浮かんできました。
カウンセリングや問診を受けたあと、医師の診断で決定する主な治療法は、レーザーを照射するレーザー治療です。
シミの種類に適した治療法があり、ピンポイントや広範囲に照射します。
完治まで平均6ヶ月ほどかかり、1回あたり数万円かかるレーザー治療の総額は、かなり高額です。
レーザー治療の話をすると、翌日クリームを買ってきた妻に「毎日塗ってね」と言われて終わりそうです。
若かったとき、「年取ったらシミになる」とわかっていたら、対処できたのに今となっては後悔しかありません。
現代の若者は、私のように将来後悔しないために、日焼け止めを塗ったあと外出しましょう。